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2020年9月

2020年9月22日 (火)

今年最後の釣り

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 山形に来ている。今年最後の釣りが終わった。置賜白川支流での釣りが今年最後の釣りだった。この川は今まで何度も来てるのだが、なかなか良い釣りができない川だった。
 今年の最初は大雨で濁流になっていて釣りにならなかった。2回目は途中から人が入って釣りにならなかった。3度目の正直だと思ってはいたのだが三連休の三日目なので、多分人が入っているだろうと思いながらの入渓だった。
 

 全くアタリがなく、いつもいっぱいある蜘蛛の巣も全くない。これはダメだなと思った矢先に小さいイワナが釣れた。「おっ、魚がいる・・」と先に足を伸ばす。結果的にこの時脱渓しなくて良かった。それ以降徐々に魚のサイズがアップして行った。
 そして思わぬ大物、28センチの丸々したイワナが釣れた。続いて26センチ、27センチと立て続けに三本の大物が釣れた。大きな魚は奥にいるのか・・・

 

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 いつもは脱渓する場所からさらに上流を目指す。最後の釣りだから行けるところまで行ってみようと未知の場所に踏み込む。水は少ないのだが、魚は多い。浅い流れでバラす事も多かった。今季最高の釣りはこんな小さい川で出来た。結局、25尾まで数えたけれどもう少し釣ったかもしれない。何より28センチが2本、27センチが2本、26センチ、25センチと大きなイワナが釣れた事。数も型も今季最高の釣りだった。

 

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 最高の気分で脱渓する。やっとこの川でリベンジが出来た。今年最後の釣りを最高の形で締めくくる事ができた。休みを延長して良かった。今日は小野川温泉に宿泊して、明日ゆっくりと帰る。 東北五日間の釣り。最高の形で締めくくる事ができた。釣りの神様に感謝。

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2020年9月20日 (日)

秋田から山形へ

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 東北三日目は秋田から山形へ。朝一番で小波内の瀬音の森事業で開発した「再開の森」へ行く。ここには猫さんのコブシと岡田さんのヤマザクラがある。ヤマザクラにクズの太いツルが絡みついていたので綺麗に除去した。四人で写真を撮って、ここで解散。私は山形の庄内へと向かう。

 

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 庄内近くのK川に入る。遅い時間だったので車が何台も停まっていた。案の定、渋い渋い。上流からルアーマンが降りて来た時には絶望感でやる気もなくなった。
 この川は渓流の周りの森が素晴らしい。まあ、遡行しているだけでも気分は良くなるのだが、魚を釣りに来ているので魚が出ないと何かが足りない。

 

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 昼のおにぎりを食べ、一休みして釣りを再開。午後の釣りでやっとイワナが出た。これでボウズがなくなってホッとした。三連休だし、多分釣り人も入っているので多くは期待しなかった。結局4尾のイワナが出てくれた。ヤマメは出なかった。

 

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 帰り道の林道がススキに覆われていてすっかり秋の風情だった。車に戻って着替え、山から降りたら田んぼに珍しいハザがけの稲を見た。思わず車を止めて写真を撮る。懐かしい風景だ。アキアカネが群れていた。

 

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 今日は瀬見温泉に宿泊。夕食なしプランなので、途中のコンビニで焼きそばパンを買った。三日も川や山道を歩き回っていると、情けない事に足が筋肉痛になったり腰が痛くなったりする。よる歳波には勝てないという事だろう。あと何年こうして川を歩き回る事ができるだろうか。

 

 

 

秋田二日目

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 西木の二日目。昨晩、西木の懐かしい方々が集まってくれて楽しい宴会だった。高橋さん、野中さん、布谷さん、沢山さんが来てくれた。数えてみると、もう二十三年も西木に通っているらしい。当初は森林ボランティア活動だったのだが、いつしか釣り旅に変わって来た。これも時代の流れと歳の流れによるものだ。

 

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 少々二日酔い気味だが、いつもの川に向かう。昨日大きな車が止まっていた場所に行く。良かった、今日は車がない。早速身支度をして入渓する。河岸のススキが穂を出してすっかり秋の風情だ。川は昨日の雨で少し増水している。川石がツルツル滑るので慎重に遡行する。
 魚はいるのだが、毛針を見切られている。追っては来るのだがアタックはしてこない。焦れる展開が続いた。小さいヤマメが釣れたのがきっかけで徐々に魚が釣れるようになって来た。もしかしたら時間が早かったのか??

 

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 途中で晴れて急に暑くなったり、急に暗くなって雨が降って来たりと忙しい天候だった。奥に行くに釣れて魚が大きくなって来た。オスのヤマメは婚姻色が出て顔がきつくなっている。禁漁目前の渓魚はみなこういう色になる。秋を感じる色だ。

 

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 脱渓近くの何気ない渕で大きな影が走った。合わせると竿が上がらない。魚が淵を走り回っている。思い切って抜きあげたら途中でハリスが切れた。河原でバタバタしている魚を見たら、これがデカイ! 「尺ヤマメだ!」と思って竿のグリップを当てて見たら、「惜しい・・」泣き尺・・二十九センチだった。とにかくすごい太さでびっくりだった。最後に今年最高のヤマメが釣れた。

 

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 気分良く脱渓して車に帰る道。突然の豪雨が来た。土砂降りの中を三十分歩いて車に戻ったら雨がやんだ。良くある事だけれど、山の天気は変わりやすい。西木の最後を泣き尺で締められた。良かった、良かった。

 

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2020年9月18日 (金)

秋田で釣り

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 秋田の西木に来ている。毎年恒例になっている秋の釣りだ。西木クリオンの自炊棟に泊まって二日間の釣りを楽しむ。

 
 今日は朝から雨でどうしようかと思ったのだが、昼には小降りになる予報だなのでいつもの川に向かった。ところがいつも入る場所に車が止まっている。これはダメだと方向転換。阿仁川の支流に向かう。秋田は九月二十日で禁漁になるので釣り人が多い。いつもは人など見かけない川なのだが、下流で二人の釣り人発見。いざ川に入ろうと思った所に軽トラが止まって、これも釣り人だった。会釈して先に入らせてもらう。早いもん勝ちさあ・・・

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 雨は間断なく降っているが、魚の機嫌は良かった。入渓した場所には先行者がおらず、楽しい釣りができた。六月も雨だった。あの時は濁流になってしまったが、今日の雨はシトシト雨だったので雑炊もそこそこで遡行も楽だった。
 二時半にいつもの脱渓点に到着、まだ時間が早いので少し釣り上がったら大きなイワナが釣れた。二十八センチの丸々したイワナで今期一番立派なイワナだった。これが釣れたので満足してそのまま脱渓した。結局十二尾のヤマメとイワナを釣った。ツが抜ければ大満足だが、バラした3尾が大きかったのが心残りだ。

 

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 いい川でいい景色を見ながらいいヤマメとイワナに遊んでもらった。満足、満足。

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2020年9月15日 (火)

ストーブ当番

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ホームページの山里の記憶コーナーに「ストーブ当番」をアップした。
 小学生の頃、冬になるとストーブ当番というのがあった。普通の子供が一日だけ特別の存在になれる楽しみな日だった。寒い朝、みんなより早く学校に行き、石炭ストーブに火を焚いて教室を暖めておくのが仕事だった。寒かったけど、みんなの役に立って喜ばれる当番で、特別な日だった。

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 まだガスのなかった時代、子供でも囲炉裏やカマドの火燃しは普通に出来た。ストーブの火を焚くなどというのは朝飯前で、誰も疑問にも思わなかった。家の仕事を手伝うのも当たり前なのだから、学校のストーブ当番にも何の疑問も持たなかった。何なら同級生の誰かの代わりにやってもいいと思うくらい楽しみな日でもあった。

 

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 当時のストーブは鋳物製の大きなもので、石炭を燃やすと胴の鉄が真っ赤になる程熱くなった。熱くなりすぎるのもダメで、火の勢いを調整するのも当番の仕事だった。調整が上手くいかないとみんなの顰蹙を買う。調整が上手ければ。上手な当番として賞賛された。
 一番のポイントは火つけがスムーズに出来る事。無駄な木を使わず最短ルートで石炭に着火出来ると子供ながらガッツポーズが出たものだった。着火に手間取ってみんなが来てもストーブが暖かくない状態は最悪だった。焦る気持ちと、みんなの「寒いよお」という声が小さい背中にのしかかった。

 

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 ストーブの周りで色々遊んだのもいい思い出だ。給食の冷たいコッペパンをストーブに押し付けて焼いて食べるとカリカリして美味かった。先生に見つからないようにやるのだが、女子に密告されて先生から怒られることもしばしばだった。席替えも楽しみの一つで、ストーブに近い席になるとすごく嬉しかったのを覚えている。

 

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 当時は今よりも冬が寒かった。十二月になると立っているだけで足底が凍るような気がするほど寒かった。粗末な靴や着物しかなかったからそう感じたのかもしれないが、それでも今よりずっと寒かったと思う。雪や氷の量がずっと多かったし、ずっと残っていた。
 そんな子供の世界で学校の石炭ストーブは救世主だった。学校にいる間は寒さをしのぐ事が出来た。濡れたものを乾かすこともできた。冬のストーブは様々な思い出を残してくれた。

 

 

 

2020年9月 7日 (月)

「ボヤまるき」をアップ

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ホームページの山里の記憶コーナーに「ボヤまるき」をアップした。
 現在、新型コロナ感染防止の観点から、秩父に出かけての取材を遠慮している。このままでいいのかと色々考えた結果、自分の昔の記憶を絵にしてみる事にした。子供時代のあれこれを思い出しながら漫画風のイラストに描いてみようと思いついた。
 考えてみれば「山里の記憶」は自分の子供時代の記憶を探して取材を始めたような経由だったので、原点回帰と言えるかもしれない。これなら秩父まで取材に行かなくても作品を描くことができる。コロナの時代、新しい生活が求められている。取材も含めて、新しい可能性を探さなければならないと考えた結果がこの作品になった。
 

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 ボヤとは山に落ちている枯れ枝のこと。まるくというのは秩父弁で束にすること。ボヤまるきとは焚き付けにする枯れ枝を山で集めてくる子供の仕事だった。
 プロパンガスが家に到来するまでの時代、囲炉裏やカマドで火を燃やして煮炊き、暖房に利用していた。焚き付け用の枯れ枝はいくらでも需要があり、それを絶やさないようにするは子供の仕事だった。晴れた休みの日や学校に行く前の早朝、山に走り、枯れ枝を拾い集めて束にして背負ってきたものだった。懐かしい思い出だが、昔はみんなこうだった。
 

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 そんな昔の、子供時代の思い出をこれから少しずつ絵にして行きたい。どんな作品が出来上がるか全くわからないが当分の間、昔を思い出すことが多くなりそうだ。

 

 

 

 

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