« 面影画展・開催中 | トップページ | 面影画・講演会 »

2019年7月 8日 (月)

お姿を刷るをアップした

 

Osugata

 ホームページの山里の記憶コーナーに「お姿を刷る」をアップした。この取材は今までの取材とは少々方向性の変わった取材だった。この4月に奈良に行き、吉野山の金峯山寺を拝観したのがきっかけだった。青黒の蔵王権現を見ながら「この仏様はなんでこんな力強いのだろう・・」と思い、その後、一心不乱に修験道の本を読み漁っていた。そんな中で出会ったのが「オオカミの護符」という本だった。吉瀬さんが紹介してくれた本だった。
 

Img_2606

 
 オオカミの護符に書いてあったのがこの猪狩神社のお犬様だった。知り合いが本に出ていたのですぐに連絡を取り、磯田喜次さんへと話が繋がった。たまたま前の取材が長瀞の人で、宝登山神社の近くだった。聞くと宝登山神社の御眷属を祀る講の一員だった。御眷属のオオカミが繋がったことになる。宝登山神社→猪狩神社→三峯神社とオオカミ信仰・ヤマトタケル信仰が繋がっていた。
 お犬様のお札を発行している神社は数多いが、氏子が手刷りで作るのは猪狩神社だけだ。そのことだけでも貴重な事で、何としても取材したかった。

 

Img_2613

 

Img_2644

 

 オオカミの護符は子供の時から見ていた。なんだか不気味なお犬様の絵が家の入り口や納屋の入り口に貼ってあるのを不思議な気持ちで眺めていた。なんの役に立つお札なのかも知らず、どこから来たものかも知らなかった。火伏せ・盗賊・四つ足除けと今聞けばわかるが、当時は何も知らなかった。三峯神社のものだとは知っていたが、なぜ家にあるのかは知らなかった。
 大人になって解ける謎がある。これもその一つだったのだろう。まだ修験道と秩父の関わりは自分の中で大きな闇になっているが、少しずつ理解して行きたい。
 

Img_2655_20190708164401

 
 この6月、秋田県仙北市西木町に行く用事があった。二十年続けている森林ボランティア活動だった。今年は再開の森での草刈りだったが、もっと大きな成果があった。
 この西木町の堀内(ほりない)地区に三峰様(さんぽうさま)と呼ばれる祠があり、そこに白いオオカミ像と山の女神が祀られていたのだ。これは「オオカミは大神」という本に書いてあったのを、地元の野中さんに聞いて探し当てたものだった。秋田県の西木町と秩父の三峯神社が繋がっていた。この事実が嬉しかった。東北にある三峯信仰を探す旅も面白そうだ。

 

Img_2675

 

« 面影画展・開催中 | トップページ | 面影画・講演会 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 面影画展・開催中 | トップページ | 面影画・講演会 »