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2019年4月

2019年4月22日 (月)

奈良その後と告別式

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 4月21日、姉の告別式が終わった。
 突然の訃報だった。橿原のホテルに戻った時、弟から電話が入った。17日の夕方だった。告別式が日曜日と聞き、急遽3日間の旅の予定をキャンセルし、土曜日に帰ることに決めた。
 

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 18日は予定通り奈良を周り、神社仏閣に参拝し、姉の冥福を祈った。ハラハラと桜の花びらが散る室生寺、巨大な十一面観音菩薩像の御足に触れて祈った長谷寺、大神神社(おおみわじんじゃ)、石上神宮(いそのかみじんぐう)に参拝し、手を合わせた。
 

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 19日は興福寺で阿修羅像を拝観し、東大寺の毘盧遮那仏の巨大さに圧倒され、三月堂の十一面観音像に手を合わせ、四月堂の不空羂索観音像を参拝し、春日大社で鹿に追われた。図らずも姉の冥福を祈る神妙な旅になってしまったが、これも定めと最後の奈良を味わった。天気にも恵まれて快適な旅だった。
 

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 20日は朝早くホテルを出て一路東京へと走った。小さいけれどフィットはよく走ってくれた。走行距離1226キロのドライブ旅行。本来ならあと三日間見たいところがあったのだが、疲れも出ていたし、これで良かったのだと思う。奈良は姉の菩提を弔うにはふさわしい舞台だった。

 姉はいつも「山里の記憶」を応援してくれていた。昨年の夏に兄弟会で笑顔で別れたのが最後になった。突然のことで家族も動転していた。慰めにもならないが声をかけ、今後のことを話した。告別式の間中ずっと姉の呼びかける声が頭の中に響いていた。
 「カズはさあ、あれだよね・・」という口癖で話しかけてくるのが常だった。姉からは「小説を書きなさいよ」という宿題をもらっていた。まだ小説は書き終えていないし、もう読んでもらうこともできない。少し早すぎる別れだ。

 

 

 

 

2019年4月17日 (水)

飛鳥の記憶を歩く

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 奈良2日目、飛鳥の里を歩く旅。まずは一番行って見たかった場所、甘樫丘(あまかしのおか)に向かう。公園になっている丘を登ると展望台からは目の前に大和三山が見え、眼下に飛鳥の里が広がっている。のどかな田園風景だが、この1キロ四方ほどの狭い平地が激動の飛鳥時代の舞台だった。実際に見ると、その都の規模がいかに小さかったかがよくわかる。今で言えば東京や京都に匹敵する都会だった場所。丘を下って、これからその里を歩く。

 

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 万葉文化館に車を置き、歩いて飛鳥寺へと向かう。のどかに広がる田んぼにはレンゲの花が綺麗に咲いている。飛鳥寺には丈六の大仏がある。止利仏師(とりぶっし)の作と伝えられる撮影可の珍しい仏像だ。顔以外は残念な作りだが、伸びやかな作風がいかにも飛鳥時代のものらしい。
 近くに蘇我入鹿(そがのいるか)の首塚がある。甘樫丘と飛鳥寺の挟まれた場所で首塚に手を合わせていると、不思議な感覚になる。ここが乙巳の変の舞台で、入鹿亡き後、飛鳥寺の中大兄皇子(なかのおおえのみこ)と甘樫丘の蘇我蝦夷(そがのえみし)が対峙していた風雲急を告げる場所だった。のどかな景色の中に古代の激動を思うのも飛鳥の楽しみ方の一つだ。
 

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 飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)に行く。長い階段を登った丘の上の神社は荘厳な佇まいだった。訪れる人も少なく、静寂の空間は背がしゃんと伸びる空気感に包まれていた。
 周辺の家々が素晴らしかった。重厚な屋根には七福神の屋根瓦が付けられていたり、歴史の厚さが家の作りにも現れている。横の田んぼはレンゲの花畑で、民家との取り合わせが美しい。
 聖徳太子の生誕地と言われている橘寺に行く。境内の花も綺麗だったが、往生院の花の天井画が素晴らしかった。その数260枚とのこと。天井が花に溢れていた。

 

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 道を少し戻って石舞台古墳へ行く。ここは石室の内部を見たかったので楽しみだった。巨大な花崗岩をどう削ったのか、どう運んだのか、どう組み立てたのか・・・謎ばかりだが、その巨大さと精緻さと労力に圧倒された。古代の人々がわらわらと出てくるようだった。
 橿原市内に戻り、橿原神宮へ行く。明治に作られた新しい神宮は、綺麗で広大で静かだった。風に楠の葉がハラハラと散り、葉の雨のようだった。常緑樹の葉がこれほど散るのを見たのは初めてだった。参拝後に食べた焼きそばが旨かった。
 

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 少し車を走らせて聖林寺に向かう。ここには国宝の十一面観音像がある。雨が降り出した山里に山城のような聖林寺が建っていた。十一面観音像もよかったが、その前室にあった阿弥陀如来坐像が素晴らしかった。柔和な姿と顔をいつまでも見ていたいと思わせる素晴らしい仏像だった。こういう仏像があるから奈良はいい。やはり仏像は博物館ではなく、お寺で両手を合わせながら観るのが本来の姿だと感じた。本日最後に素晴らしい仏像に会えて感謝。夢に出て欲しい。

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2019年4月16日 (火)

吉野の桜

 奈良1日目、朝早く起きて電車で吉野に向かう。急行電車で48分、大和上市駅に到着。ここから宮滝遺跡に向かう。宮滝は大海人皇子と鸕野讃良皇女が隠れ住んだ場所。前回来た時に場所を知らずに車で走り抜けてしまった場所だった。改めてその場所に立ち、はるか昔の困難な逃避行に思いを馳せた。ここだったのだとしばし立ち尽くし、周囲の山を眺める。二人が見ていた景色が目の前にあるというのが何だか不思議な気がした。

 近くの桜木神社に寄る。ここは大友皇子の軍勢に襲われた大海人皇子が桜の木の陰に隠れて難を逃れたという場所。人もいない静かな境内に杉の巨木が仁王立ちしていた。境内を流れる川の清らかな流れに感動した。歴史と現実が重なる場所には独特のオーラがある。
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 吉野駅に戻り、上千本を目指す。バスは中千本の桜の中を走り抜けて山の上に向かう。途中で如意輪寺に立ち寄る。後醍醐天皇の墓所を参拝し、その数奇な人生に思いを馳せる。
 ひたすた上を目指し、再奥の金峯神社にたどり着く。奥千本の桜が満開だったが、若い木ばかりで、大木はまだまだ花芽も出ていなかかった。
 山を下って水分神社(みくまりじんじゃ)にたどり着く。やっと桜が咲く場所にやって来た感じ。境内のしだれ桜が見事だった。
 

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 さらに下って来たがお腹が空いて来たので、柿の葉寿司の店に入って昼食。広い窓から桜が見える絶景の店だった。柿の葉寿司、吉野葛、ごま豆腐のランチ。ビールがじつに美味かった。
 食後はすぐ隣の吉水神社へ。ここが素晴らしかった。一目千本の景色がまさに吉野山の桜だった。この景色を見るためにやって来たと言っていい景色。一生に一度は見て見たかった吉野の満開の桜が目の前にある。この景色の素晴らしさは写真では伝わらない。
 吉水神社は南朝の皇居だった場所。中に入ると源義経や静御前、弁慶の逸話や残された品々が目の前にある。豊臣秀吉の寄贈の品など、数々の宝物を見ることができた。素晴らしい記憶の遺産。
 

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 いよいよ金峯山寺に向かう。見たかった青不動が目の前にそびえる。蔵王権現の巨大な姿に圧倒される。前回来た時は見られなかったその像の迫力に言葉を失った。ずっと座って像を見上げていた。何か、体の中にふつふつと伝わってくるものがあった。来てよかった。
 

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 七曲を下りながら桜の風景を楽しむ。膝が痛くなるような下り坂。桜の景色が足の辛さを忘れさせてくれた。駅について帰りの切符を買う。急行だったが奇跡的に座れたのでラッキーだった。席に座った途端に眠くなるほど疲れた一日だったので、電車の揺れが心地よかった。
 

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 天気にも恵まれて最高の一日だった。ホテルに帰ってラウンジでコーヒーを飲み、夕食の場所へ向かう。夕食は昨夜と同じ旬菜「かづ」。昨夜の料理が美味しかったので再訪した次第。今日も期待通りの料理で最高の夕食になった。今日食べたのは、桜鯛の煮付け、白茄子の味噌焼、筍の天ぷら、だし巻き卵、奈良の酒。おいしゅうございました。

2019年4月15日 (月)

奈良・橿原神宮前

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 奈良の橿原に来ている。朝7時に家を出て9時間ひたすら走って4時にホテル到着。ホテルの窓からは畝傍山が見える。すぐ下が橿原神宮駅で電車の走る音が賑やかに聞こえる。
 

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 晴れて気持ちよいドライブだった。横風が強くて軽い車が流されて怖かったが、安全運転で無事に奈良に到着した。途中の山々の春紅葉が綺麗だった。山桜も綺麗で今の季節ならではの風景を堪能した。

 

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 長い運転で疲れたので一休みしてから市内を散策。フロントで勧められた和食処に行く。「かづ」は頼んだものが皆美味かった。桜鯛のお造り、タコの柔らか煮、大和牛とタケノコの治部煮、ジャンキーハムカツ。頼んだ料理が皆絶品で、大満足の夕食だった。
 

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 さて、いよいよ明日から念願の奈良散歩。まずは吉野の桜を見に行く。

 

 

 

 

 

2019年4月 7日 (日)

サッカーとテニス

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 金曜日、サイスタのマリノス戦を見に行った。平日夜というのに3万人以上の人が来ていた。しかし試合は最悪。0−3の完敗。よく3点で収まったものだ。実質6対0くらいの試合だった。GKの西川が一人で頑張っていた試合と言えるかもしれない。
 走り負け、競り負け、点を取るアイデアがない。これで勝てるわけはない。好きで応援してるのだがら文句は言いたくないが、せめて戦う姿勢だけでも見たかった。やられるままで終わってはブーイングも仕方ない。今後どう変化するかを見極めたいが、このままでは難しいだろうなあ・・・

 

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 歌でも歌うしかない気分だ。「負けた〜♪ 負けた〜♪ こらえきれず〜に負けたぁっけ・・」「完〜敗〜いま♪ 君は人生のぉ〜♪・・」 さあ、次はどうなる。
 

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 土曜日はテニス。高島平の新河岸テニス場までの道筋の桜が満開できれいだった。今日の参加は五人。ダブルスの試合を2時間楽しんだ。
 昨日の鬱憤を晴らすかのように全力勝負。サーブもレシーブも全力でやる。サーブは良かったが、レシーブは3割くらいしか入らない。全力レシーブなどという無謀なことはあまり褒められない。しかし、やらなければ出来ないのだから、練習と割り切って思い切りやる。やはり評判は良くない。笑いを取るためにやっているような感じになってしまった。
 

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 スランプ状態が長い。自分を駆り立てようと頑張ることが逆に落ち込みを誘っているような展開。こんなことは初めてで、どうしたらよいものか・・・
 絵を描く気力がわかない、やる気が出てこない、こんなこともあるんだなあ・・と思う日々。

 

 

 

 

 

2019年4月 5日 (金)

新宿御苑・翔んで埼玉

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 4月4日、昼から新宿御苑で花見。無風快晴の花見日和で、新宿御苑は大勢の花見客が散策していた。ソメイヨシノとオオシマザクラが満開で、ベニシダレやイチヨウはまだ蕾のまま。
 新宿御苑は広いので人が多くても気にならない。芝生もきれいで、人々はシートを敷いて花見の宴を楽しんでいた。お酒は禁止されているので、上野公園のような賑やかさはない。しかし、それがなんともいい風景になっている。
 

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 池を見下ろす芝生に腰を下ろして休憩する。目の前に大きな桜の木があり、風が吹くたびに桜の花びらが舞ってくる。子供達が芝生の枯葉で家を作って遊んでいる。外国人が多いが、芝生でくつろぐ姿は同じだ。まるでジョルジュ・スーラの「グランドジャット島の日曜日の午後」という絵を見ているようだ。
 無風快晴、暖かい日差しに寝転んでいるうちにうとうとしてしまった。こんなにのんびりした気分になったのはいつ以来だろうか。いつも忙しくしているのが当たり前のようでマヒしてしまっていたようだ。こんな時間が必要なんだよなあ・・などと思いながら、ふと焚き火をしている時間を思い出していた。
 

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 ゆっくりと御苑を周りながら満開の桜を楽しむ。夕方になってもまだ暖かく、本当に花見日和の1日だった。御苑近くの喫茶店でコーヒーを飲んだあとで映画を観に行く。映画は「翔んで埼玉」というとんでもない映画。一度見て大爆笑して、もう一度見たいと思っていた。カミさんも別に見ていたのだが、一緒にまた見ようかという事で見に行った次第。
 

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 都民だが中身がほぼ埼玉県人の私としてはこの映画はツボに入って大爆笑だった。埼玉を馬鹿にしているとか固い事は全く感じず、単に面白い映画だと思う。とにかく楽しい。いちいちうなづく事ばかりで、笑いの地雷があちこちに埋め込まれている。とにかく楽しい映画だ。
 それにしても混んでいた。ヒットしていると聞いていたが本当のようだ。まあ、これだけ楽しい映画は久しぶりなのでわかる気がする。

 

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2019年4月 3日 (水)

清雲寺の桜・雪の三峯神社

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 4月2日、秩父の清雲寺に桜を見に行った。清雲寺は正式には岩松山(がんしょうざん)清雲禅寺という臨済宗建長寺派の禅寺だ。しだれ桜が有名で、毎年桜の季節には多くの観光客が訪れる。
 毎年秩父に通っていたのだが、清雲寺の桜をまだ一度も見たことがなかった。カミさんから誘われて初めて見に行ったのだが、本当に素晴らしい桜でびっくりしてしまった。何年も秩父に通っていながら一度も見なかったことを反省することしきりだった。
 

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 清雲寺の有名なしだれ桜はエドヒガンザクラ。樹高15メートル、幹周り2、72メートル、樹齢約650年とのこと。この桜以外にもたくさんの巨大なしだれ桜が林立し、素晴らしい花を咲かせていた。約半数のベニシダレはまだ咲いておらず、これから二週間くらい花見が楽しめるそうだ。
 青空に白い雲が浮かび、絶好の花見日和だった。少し寒かったがベンチに座って桜を見上げているとまるで別世界に漂っているかのようだった。
 

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 清雲寺の桜を満喫して、車は三峯神社を目指す。走り慣れた道を四十分で山上の駐車場に到着する。山は昨夜の雪が真っ白に残っていた。まるで別世界の雪景色。冷たい風が横殴りに吹き付け、杉林から雪の塊がバラバラと降ってくる。
 山麓亭で温かい蕎麦を食べ、まずはお腹を満たして参拝に向かう。
 

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 雪の三峯神社は空気感が特別で、いつものことながら背筋がしゃんと伸びる。手水舎は水が凍るため止められ、ヒノキの弊でお清めをする。厳粛な参拝を済ませ、奥の暖かいカフェでコーヒーを飲む。雪景色を眺めながらのコーヒーは格別だった。
 最近気力が少し衰えて来ているので、ご神木からパワーをもらうように手をかざす。関東一番のパワースポットでパワーチャージを出来たので、気力が復活してくれればありがたい。
 それにしても寒かった。

 

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2019年4月 1日 (月)

アジが来た

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 土曜日、テニスを終えて飲み会中にカミさんから「JICKYさんからアジが来たよ」というメールが入った。急いで家に帰り、アジを捌く。アジは13尾で、小型のものが多かった。
 三枚おろしに捌いたアジは冷蔵庫で一晩保管する。飲み会後ではさすがに食べられない。
 

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 一晩おいたアジを調理する。まずは手まり寿司。包丁目を入れたアジの上に酢とゴマで作った酢飯を乗せ、ラップで包んで丸くする。五つ作って冷蔵庫で冷まして固める。
 次は刺身。大きめのアジを選び2尾分を刺身に引く。大葉の上に並べ、ラップをかけてこれも冷蔵庫で保管する。
 

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 次はアジフライ。我が家では揚げ物はレミパンを斜めにして揚げ物をする。こうすると油が少なくても揚げられるので便利だ。三枚おろしのアジを一枚ずつ揚げて行く。時間はかかるが確実だ。
 大皿にキャベツを千切りにして山盛りにする。ザルの上のキッチンペーパーで油を切って盛り付ける。久しぶりの揚げ物は豪華だ。
 揚げ終わり、レミパンに残った油でチジミを作る。キャベツとジャコ入りのチジミだ。
 

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 JICKYさんのおかげで贅沢な夕飯になった。食卓に全部並べると豪華な事。桜のビールを開けてアジを堪能した。JICKYさん、ありがとうございました。またよろしくお願いします。(^^)

 

 

 

 

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