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2019年3月 1日 (金)

納豆作りの取材

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 2月28日、秩父市内で納豆作りの取材をした。朝五時起きで取材に行ったのは秩父市上町の加茂下琴(かもしたこと)さん(90歳)だった。琴さんは90歳の今も現役で、自宅兼工場の「かも食品」という会社で納豆とうどんを製造している。昔ながらの家内制手工業で納豆を作っているのは秩父でここだけだ。昭和34年から始めた納豆作り、今年で60年になる。

 

 

 

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 納豆は在庫がなくなったら作る。最近はあまり売れなくなって作る数も少なくなってきたという。昔は集落毎に小さい商店があり、どこでも扱ってくれた。しかし最近は商店がどんどんなくなり、スーパーや大型店しか扱わなくなってしまった。
 朝8時にボイラーの火を入れるという事で早朝の取材となった次第。琴さんは娘さんやお手伝いの二人に細かい指示を出しながら作業を進める。大きな圧力釜を動かして二種類の大豆を蒸し上げ、重さを計りながらパック詰めをする。40度のムロに収納すれば作業は終了。パックはムロで16時間保温され納豆になる。
 
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 作業の後、炬燵でお茶を飲みながら昔の話を聞いた。苦労の連続だった納豆作りの話は貴重な昔話だった。本当に元気な人で、話を聞いていても90歳という年齢を感じない。最近転んで少し元気がなくなったと言い「転ばなけりゃ今でもいばってやってたよ」と笑う豪快な人だった。こういう人の話を聞くとこちらが元気をもらう。
 
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 作っている納豆はまだ製品ではないので帰り道に矢尾百貨店に寄って「かも食品」の納豆とうどんを購入した。4品買って500円。自宅で味わう楽しみが出来た。

 

 この季節には珍しく雨が土砂降りの日だった。雁坂峠では雪になっていたらしい。秩父市内は気温が5度くらいまで下がっていただろうか。雨に煙った梅の花が清々しかった。

 

 

 

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 取材後、荒川の友人宅に本を届けて懐かしい顔ぶれに会って楽しい時間を過ごした。みんな本を待っていてくれて昔話に花が咲いた。ありがたいことだった。
 
 
 
 

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コメント

 蒸し上がった豆をパックに入れるまでの間にどこかで、納豆菌を入れる作業があるのではないかと思います。
 私は、蒸した豆に製品の納豆を3.4粒入れて、保温しています。
 それから、冬の間は気温が低いので、温度のコントロールがしやすいのですが、暖かくなると菌が回りすぎて美味しくできにくくなります。
 そのあたりの苦労もあるのではないでしょうか。

吉瀬さん、納豆菌は蒸しあがった大豆を釜から出した時にジョウロでかけて、満遍なく大きな木ジャクシでかき混ぜます。温度管理はムロという保温庫でやっています。40度で16時間だそうです。時間は季節や気温によって変わるそうです。

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