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2018年9月11日 (火)

絵を届けて丸神の滝

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 9月10日、両神の滝前に絵を届けに行った。絵を届けたのは「甘酒まつり」の黒沢マサ子さんで、マサ子さんは絵をとても喜んでくれた。紹介者の山中正彦さん夫妻も来ていてにぎやかな四方山話がはじまった。ご主人の啓作さんは畑でヒペリカムの出荷準備をしていて忙しいとのこと。85歳の現役農家というのも素晴らしい。お茶を飲み、ぬか漬けのキュウリを食べながら楽しい時間を過ごした。
 
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 山中正彦さんが制作中だった「オヒョウ」のスカリバッグが完成した。材料の関係で背負いではなく手提げに作り上げたバッグは、内側に自分で漉いた和紙を使った素晴らしい出来上がりのバッグだった。手提げの持ち手部分に工夫が凝らされていて、編み目がそのまま補強を兼ねるという美しい出来上がりだ。
 
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 しっとりとした重厚感は藁やスゲの質感と明らかに違っている。木の皮を細く裂いて縄に編み、その細い縄でバッグを編み上げるという気が遠くなるような手順を経て出来上がるバッグ。正彦さんも「たぶんこれで最後じゃないかなぁ…」と言う。貴重な材料がこうして製品になって残る。山の手仕事の決勝だ。
 
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 すっかり話し込んでしまい昼を過ぎてしまった。マサ子さんに挨拶して家を出て、向かうのは丸神の滝。マサ子さんの家の川向こうの山にある滝だ。日本の滝百選にも選ばれている名瀑で、12m・14m・50mの3段の滝だ。ちょうど水量が多いということで期待して山道を登った。登り25分、下り30分の約一時間の山歩き。久し振りの山歩きだった。小菅の山小屋へ行く道のような急坂で汗が流れ出す。
 
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 丸神の滝は岩の上を流れ落ちるやさしい滝だった。幾筋もの線になって流れ落ちる水の白が緑の山から浮かび上がる。滝壺はなく再下段で浴びる水の飛沫もやさしい。下から滝を見上げながら反対斜面を急登する。大汗をかいて登った展望台からは三段の滝全体が眺められる。じつに優雅でやさしい滝だ。紅葉の頃が最高にいいという正彦さんの言葉が良くわかる。秋にもう一度見たいものだ。久し振りの山歩きに足をガクガクさせて車に戻った。
 
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 大汗をかいたので帰り道にある国民宿舎「両神荘」で温泉に入る。雨が降ってきた露天は貸し切りで誰もいない。静かな雨の景色と温泉を堪能した。
 
 
 
 
 

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