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2018年8月17日 (金)

ぶどう栽培の取材

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 8月16日、小鹿野町両神の守屋ぶどう園にぶどう栽培の取材に行った。取材したのは守屋幸彦さん(80歳)で、苦労の多いぶどう栽培の話ややりがいなどについて聞いた。
 幸彦さんは40年以上ぶどう園を経営していて、ぶどう栽培のプロだ。「今はどんどん新しい品種が出てくるけど、うちは古いのが多いねえ…」とマイペースだ。道の駅などへの出荷はしておらず、直接販売と注文発送ですべてが完売するという。長い間の実績と味の確かさが自信の言葉になっている。
 
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 居間で栽培の話を聞いた後、ぶどう園の中を見せてもらった。「草刈り正雄」という名前の草刈り機を運転して見せてくれた。九州産の働き者だと笑っている。ちょうど出荷が始まったところで、奥さんと娘さんが大忙しだった。忙しいところで取材させてもらって恐縮しながら話を聞かせてもらった。
 年間の栽培手順と方法。奥さんも一緒になって「これをやって、次はこれをやって…」と次から次に話が出てくる。ぶどう栽培は手間が掛かるのは知っていたが、ぶどう園に入って、低いぶどう棚の下を歩くとその大変さが良くわかる。幸彦さんは173センチの長身だから、余計大変だ。腰が痛くなる毎日だという。私が思わず「あと10センチ棚を高く出来なかったんですかねえ?」と言うと「まあ、こんなもんだから」とたしなめられた。
 
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 最初14軒でスタートした小鹿野町のぶどう生産だが、今は3軒だけになってしまった。高齢化が進み、後継者がいなければ自然にそうなる。秩父では「秩父ルビー」など若い人が新しい品種に力を入れているが、幸彦さんはやっていない。昔のままで昔のやり方でやってるけど、その方がいいことだって多いのさと笑う。
 「続ける事は大変だけど、好きだからやってるんだなあって思うよ…」という言葉が一番印象的だった。今はリピーターのお客様を満足させるのがやりがいだという。
 
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 取材を終えて立派なぶどうの詰め合わせを頂き恐縮してしまった。「こんな高価なものを…」と言うと「高価だよ〜〜いい絵を描いてもらわなくっちゃ…」と奥さんが笑いながら応えてくれた。がんばっていい作品にしなければならない。
 
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 取材を終えて吉田に移動し、「豆乳」の絵を新井玉枝さんに届けた。玉枝さんは絵をとても喜んでくれ、お礼にとぶどうの包みを出した。「いや、ぶどうは頂いてきたので」と辞退して近くの友人、田中さん宅に伺っていろいろ話していた。そこへ玉枝さんが「どうしても持って行ってくれ」とぶどうを届けに来た。田中さん夫妻もこれにはビックリで、ありがたく頂くことにした。何と、一日で二回もぶどうを頂くなんてすごい事になった。
 
 
 
 
 

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