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2018年6月25日 (月)

上杉神社と洛中洛外図屏風

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 6月25日、陸前高田から米沢に向かった。目的地は上杉神社への参拝と上杉博物館の「洛中洛外図屏風」。織田信長が上杉謙信に送ったという国宝だ。展示されているのはもちろん本物ではなく、精巧なレプリカだ。
 加藤さんや野村さんと米沢に来た時に神社は参拝したが博物館には行かなかった。自分の気になったものはじっくりと見たいので遠慮していた。今回、時間が出来たのでじっくりと見に行った次第。
 
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 上杉神社に参拝し、春日神社にも参拝し、いよいよ博物館へ向かう。入場料はJAF割引きで320円。展示内容は上杉鷹山に関するものが多く、藤沢周平の「漆の実のみのる国」という小説に詳しく書かれていることばかりなので、すぐに洛中洛外図屏風の部屋に行く。
 じっくりとガラス越しに見たのだが、あまりに細かく精緻な絵なのでハッキリと見えない。恐るべし狩野永徳。しかし、ここにはテレビ画面で拡大して見たい部分を見せてくれる装置があった。これが優れもので、人物だけを拡大して見ていると、まるで戦国時代の京都を旅しているような気分になる。
 
 
 洛外では紅葉狩りをして帰る途中の人々がにこやかに談笑している。横の畑では農民が何やら耕している。川沿いで釣りをする人、馬を洗う人、野菜を振り分けにして天秤棒で担いで運ぶ人、薪を頭に乗せて歩く大原女などなど。
 洛中では主に寺社仏閣のあれこれと周辺の僧侶や神官の仕事ぶりやら遊びぶり。お店の数々、士農工商全ての人々が活き活きと動いている。お祭りの様子や念仏踊りの様子、何やらわからない踊り集団の人々などなどおそろしく丁寧に細かく書き込まれている。湯屋は「ふろ」として紹介されており、遊女屋まで描き込まれている。
 
 信長が何のためにこの屏風を謙信に贈ったのかなどの歴史的な背景にはさほど興味はなく、描かれている内容に興味があった。小さなテレビ画面で戦国時代を旅した気分になり、すごく贅沢な3時間を過ごした。いやはや、なんとも狩野永徳の「洛中洛外図屏風」すばらしい。
 
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