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2017年8月21日 (月)

焼きじめえの取材

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 8月21日、芦ヶ久保の入山耕地に「焼きじめえ」の取材に行った。取材したのは浅見(あざみ)ノブエさん(76歳)で、旧家の年中行事にまつわる料理の話を聞かせていただいた。
 当初、ショウガを乾燥させて作る「ショウガ茶」の取材をする予定だったのだが、天候不順で乾燥する前に黴びてしまう事態になり、急遽別の取材をということになった。
 ノブエさんが「そういえば焼きじめえってもんがあるんだけど、どうかさあ…」と言うので話を聞いたところ、じつに面白い切り口の取材につながった。
 
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 この家は350年以上続いている旧家で、家例が数多く残っている家だった。焼きじめえとは12月28日に作るおまんじゅうの事で、一年の虫と厄災を焼いてお終いにしようという家例だった。一回で50個ほどのおまんじゅうを作る。それも蒸すのではなく囲炉裏で焼いて仕上げるまんじゅうだった。家の中だけでも八箇所の神様に供えるという。
 更に詳しく家例の話を聞いたところ、浅見家の家例では年中行事毎に料理が決まっていて、ノブエさんはそれを忠実に作っている。
 
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 詳しくは本文に書くが、その一覧だけでも貴重な資料になりそうだ。様々な言い伝えと、食べてはいけない食べ方とか、他の地区にはない料理方法なども面白かった。
 ご主人の文昭さんも一緒に話に加わっていただき、一年間の家例の料理について話を聞かせていただいた。とても貴重で有意義な話を聞くことが出来た。
 まとめるのが大変そうだが、やりがいのある作業になりそうだ。
 
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 それにしても、同じ秩父でもずいぶん違いを感じた。その家にはその家の歴史があり、伝えられる味があるのだと実感した。
 意外な展開で、より大きな面白い話につながった希有な取材だった。
 
 
 
 

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