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2017年5月10日 (水)

絵を届けて千鹿谷鉱泉

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 10日、秩父の両神に絵を届けに行った。「杖を作る」の絵を届けたのは森越勝治さん(85歳)で、杖を作っているいつもの場所に届けた。
 勝治さんは今日老人会に杖を20本届けたところで、もう少し早く来ればいろいろ人を紹介できたのにと残念そうだった。みんなに絵を見せたかったようだ。
 
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 今までも何人か勝治さんに友人を紹介してもらっている。みな元気なご老人で、それぞれの仕事をしっかりやっている人ばかりだった。「またいい人がいたら紹介して下さい」とお願いしておいた。お気に入りの杖を持ってにっこり笑う勝治さんだった。
 勝治さんはこれから原医院で一時間の点滴を受ける。「原医院で見てもらうべぇ…」と絵を車に積み込んだ。
 
 勝治さんと別れて千鹿谷鉱泉に向かった。千鹿谷鉱泉は上吉田にある。昔からある「秩父七湯」の一つとして有名な名湯だが、近年は運営が困難な状況になっているらしい。おかみさんが不在の時が多く、完全セルフサービスの鉱泉となっている。秩父ならではの秘湯といえる。
 
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 入口を入るとおかみさんの挨拶文が書かれた紙が広げてある。客は自分で700円を料金箱に入れて入湯する。浴室の洗い場は二人入ればいっぱいの広さ。浴槽も二人でいっぱい。しかし、お湯は素晴らしい。掛け流しのとろとろ湯で、入るとすぐに肌がツルツルになる。
 石けんもボディソープもあり、蛇口からも源泉が出る洗い場で体を洗う。とにかく体が温まる名湯だ。
 
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 昔は札所巡りの人々が疲れを取るために立ち寄った秩父七湯。千鹿谷鉱泉は31番札所観音院から満願の寺までの道にある名湯で、多くの人に親しまれてきた。
 せっかくの名湯なのだが、管理する人すらいなくなってしまった。今のスタイルはおかみさんの努力だけで成り立たせる為の苦肉の策なのだろう。諸般の事情で仕方ない事とはいえ、この名湯がこのままさびれてしまうのは寂しい。
 秘湯が好きな人にはぜひ行って欲しい鉱泉だ。お湯は最高!
 
 
 
 

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