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2017年5月 7日 (日)

「杖を作る」をアップした

Tuetukuri
 
 ホームページの山里の記憶コーナーに「杖を作る」をアップした。今回取材した森越勝治さん(85歳)は17歳の時から山仕事に携わってきた。最近は高齢という事もあり山仕事は止め、杖を作ってみんなに使ってもらっている。
 
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 勝治さんを取材するのは三回目になる。一回目は架線集材で、二回目は枝打ちで取材した。いつも会うのは現場だった。大きな声で「おう、よく来たな」と挨拶されるのが嬉しかった。
 勝治さんからは突然携帯に電話が入ることがある。いきなり「今どこだい?」と聞くのも勝治さんならではだ。古い友人のように話が出来るのがいい。最近は少し耳が遠くなってきたようだが、年齢を考えればまだまだ若い方だと思う。
 
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 勝治さんは山に行くと急に元気になる。今回も杖作り作業が一段落したところで山に行った。車で30キロほど離れた奥地まで足を運んだ。林道を走るのが速いこと。私の車では勝治さんの軽乗用車についていけなかった。
 林道であれこれ木の名前や虫の名前などを教えてもらった。それが今回の絵になった。秩父弁の昆虫図鑑や贓物図鑑、植物図鑑などが出来たら面白いだろうなあと思った。
 今の若い人はほとんど秩父弁を話さなくなった。野山に遊ぶこともなくなった。虫や花の名前は標準和名で教わるから秩父弁でどう呼ぶかなどは知らない。
 
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 昔の呼び名が残っているとすれば古い人の記憶の中だけだ。わたしが子どもだった頃の野山には秩父弁の虫や草や花があふれていた。少しずつ聞き取りながら自分でも思い出し、残せれば面白いだろうなと思う。これもまた「山里の記憶」なのだから。
 
 
 
 

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