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2017年4月

2017年4月27日 (木)

初釣り

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 27日、初釣りに行ってきた。ゴールデンウィーク前に一度釣りに行きたかった。ホームリバーはまだ雪代でダメそうなので今の時期に行ける場所を探した。加藤さんとイナさんから山梨の川がいいと言われてその気になって出かけた。
 
 勝沼で高速を下りてその川へ行く。途中のセブンで釣り券を買い、上流へと車を走らせる。加藤さんから教わった場所で川に入る。いつものことだが初めての釣りはドキドキする。川はまだ冬の装いで、アブラチャンやダンコウバイの黄色い花が目立つ程度だ。まだ木の芽は寝ている。こんな状態で毛鉤に出る魚が果たしているのか……
 
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 本流で一時間ほど竿を振った。チビアマゴが二つ出てくれた。これでボウズがまぬがれたと自分の苦笑まじりの写真を撮る。その後、急に川の水が濁りだした。あっという間にドブ濁りの川になってしまった。脱渓して車に戻り、上流へと走る。大きな堰堤の工事をしていた。これが濁りの原因だった。
 工事現場の上流から川に入り再挑戦。魚はいる。淵の底をヒラリヒラリと泳いでいる。毛鉤に反応するが追いかけてきてUターン……12番の毛鉤はしっかり見切られた。淵の横に立っても逃げもしないアマゴ。人間まで見切られている。
 
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 また川に濁りが入って来たので支流へと転進する。狭い川なのでパチンコ釣法に変更すると、すぐに魚が出た。イワナが釣れた。支流はイワナのようだ。
 上へ上へと釣り上がり、3尾のイワナを釣った。初めての川でこの時期にしては上々の釣り。
小さい支流だったが気持ちいい川だった。
 
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 しかし驚いたのは山の木々。たぶん鹿の食害だと思うのだが、林床に藪がない。大きなカエデの木が無残に皮剥されている。草本はハシリドコロしか出ていない。これ以外はみんな鹿の餌になっているのだろう。奥山の鹿食害がこれほどひどいとは思わなかった。
 関東の山々はみなこんな感じなのだろうか……
 
 
 

2017年4月26日 (水)

ACLグループリーグ突破

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 26日、サイスタでACLウエスタンシドニー戦を観戦した。この試合に勝てばグループリーグの突破が決まる大事な試合だ。予報が雨だったが、風が少し強いくらいで雨が降ることはなかった。平日の夜の試合だったが、一万九千人を越えるサポーターが集まって応援した。
 
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 試合はお互いに狭いスペースを使いあう展開で始まった。こういう展開ならレッズは負けない。相手コートでボールを回しゴールへと近づく。前半のうちに関根、ズラタン、李のゴールが決まり、圧勝ムードに。お祭り状態のスタジアムに寒さも吹き飛んだ。
 
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 ハーフタイムに持参したポットのお湯でウイスキーのお湯割りを作って飲む、体を芯から温めて後半に備える。後半は見ている側に攻めてくるレッズの選手がいっぱい見られて楽しかった。変なゴールを取られたのは予想外だったが、後半から入ったラファエル・シルバが二得点。最後に興梠が決めて六点目が入った。興梠のゴールはラファエル・シルバとのワンツーが見事にはまった芸術的で美しいゴールだった。こういうゴールが目の前で見られることは本当に幸せだ。
 
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 試合に勝って場内を一周する選手を見守る。拍手が途切れない。選手を讃える拍手はずっと続いている。そしてタオルマフラーを掲げてウィダィを歌う。至福の時間が過ぎていく。最高の試合だった。ミシャのサッカーは本当に面白い。
 さあ、これでACL決勝トーナメント進出が決まった。次の相手はどこになるかわからないが、どことやっても勝てる気がする。楽しみだ。
 
 
 
 

2017年4月24日 (月)

山口組の取材

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 24日、秩父の山口組を取材に行った。取材したのは常務の山口昭光さん(67歳)と須藤さん、黒沢さん、櫻井さんの四人だった。今回の取材は「秩父鉱山」の本が売り切れて、再版する際に増補改訂版として出したいという出版社の要請で行ったもの。新しく原稿を書くなら山口組について書きたいと思っていたので、同社役員の同級生に頼んで実現した取材だった。
 
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 山口組は創立当初から日窒鉱山の仕事をしていた。重機械の運搬、道路工事、橋工事、擁壁や堰堤工事などなど多くの仕事を請け負ってきた。事業が拡大されて秩父で本格的に土木事業を展開するに当たり、社長は秩父に出た。社長の弟が鉱山の仕事を一手に請け負う形になった。鉱山に残った弟が山口泰之さんで、今回取材した山口昭光さんの父親になる。
 
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 山口昭光さんから父親の話や子ども時代に通った鉱山の様子や組の様子を聞いた。また実際に鉱山で働いていた黒沢さんや櫻井さんに当時の様子を聞いた。仕事や遊びや生活のことなどなど。面白い話がいろいろ聞けた。
 また当時の写真などもたくさん見せてもらい、驚くような発見もあった。あまりに幅広い内容に、まとめる事ができるかどうかはなはだ疑問だが、頑張ってまとめたいと思う。
 
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 秩父はまさに今「山笑う季節」になっていた。新緑が山々を輝かせ、山桜の白い色が緑に浮かび、里にハナモモが咲き乱れる様子はまさに春真っ盛りといえる。一年で一番美しい季節なのだと思う。
 駅前の温泉が今日開業したという話もあるし、羊山公園の芝桜も満開に近いとのこと。しばらくの間、秩父はにぎやかな状態が続きそうだ。
 
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2017年4月21日 (金)

高遠の桜と松本城

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 19日と20日の二日間、信州に行ってきた。目的は満開の高遠の桜を見ること。高遠の桜はタカトオコヒガンザクラという固有種で、ソメイヨシノよりもピンク色の濃い桜だ。天下第一の桜と呼び声が高い桜で、今回は満開のタイミングで見ることができた。
 広い城址公園に1500本以上の桜が満開で咲く様は、まるでピンクの雲のようで素晴らしかった。大勢の花見客も思い思いにゴザを広げ、お弁当を食べながら楽しんでいた。絵のような花見の光景に、思わず缶ビールとたこ焼きを買ってしまった。
 
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 夕方まで高遠の桜を満喫し、茅野市内のビジネスホテルに宿泊。翌日は諏訪大社の上社本宮と前宮を参拝した。本宮の荘厳な雰囲気と御柱の見事さに気圧され、1200年のケヤキ巨木に圧倒された。日本中の諏訪神社の大本山ということを考えると、伊勢や出雲との歴史が見えて来る。この場所に意味があるとしたらそれは何なのか……ここを見たことで線がつながったような気がした。
 
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 前宮はとても良かった。里山に溶けこんだような神社の存在が原初の姿を現しているようでとても気分の良い神社だった。山から流れてくる小川がそのまま手水舎になっている。その小川が良かった。水音が清らかで、四方に建てられた御柱も清らかで、民家がすぐそばにある社。不思議な気がしたが、妙に落ち着く場所だった。
 
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 少し足を伸ばして松本城へ行く。桜とお城の対比を楽しんだ。松本城の黒い壁に真っ白な桜がよく似合い、花吹雪の舞う公園は多くの人でにぎわっていた。
 高遠も松本城も外国人観光客がいっぱいで、何だか落ち着かない雰囲気だった。桜が日本の代表的観光資源になっているというのは本当だったようだ。みな、スマホで写真を撮りまくっている。そのはしゃぎぶりが日本人と違って激しい。もう少し落ち着いて観賞してくれればと思うが、まあ、仕方ないことかもしれない。
 
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2017年4月18日 (火)

杖作りの取材

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 4月17日、秩父の両神に杖作りの取材に行った。取材したのは森越勝治さん(85歳)だった。勝治さんは17歳の時からずっと山仕事をしてきたのだが、最近体が不調になり、最後のご奉公だと言いながら杖作りをしている。
 杖は雑木の枝を使う。皮をナタで剥き、一日乾かして布ヤスリで真っ白に磨いて仕上げる。年に700本から1000本作り、小鹿野町の福祉課や観光地の杖が必要な場所に10本単位で納めている。軽く丈夫な杖は使い心地が良く、使った人が返さずに持ち帰ってしまうのが困ったことだとなげいている。
 
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 杖の材料を聞いたら「ぢしゃぐれ」とか「まめぶち」という木の名前が上がった。聞いた事のない名前なので、よくよく確認したら「ぢしゃぐれ」はアブラチャン、「まめぶち」はキブシのことだった。
 木の名前にも秩父方言があるのかと知った事がきっかけになり、様々な固有名詞を秩父なりの呼び名で聞きだしてみた。長く山仕事だけをやってきた勝治さんだからこそ、色々な名前が飛び出した。秩父方言の一部になるのだと思うが、子ども時代を思い出す名前の数々が飛び出して面白かった。
 
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 木の名前:サワグルミ→かわぐるみ フサザクラ→めめずのき ホオノキ→やまとの木・かざぐるまの木 ミズキ→みずくさ ネムノキ→めぶた サワシバ→その サルナシ→こくわぶどう ヌルデ→おっかど コウゾ→おっかぞ
 
 虫の名前:アシナガバチ→あしっつるし オオスズメバチ→ふえんどう 黄色スズメバチ→しらばち ツクツクホウシ→おおしんつくつく ヒグラシ→かなかな ニイニイゼミ→じいやき 蚕→おこさま クワガタ→おにむし カブトムシ→がんのう 雌のカブトムシ→まぐそ・ぶんた・ぶたっけつ バッタ→ぎっつ カマドウマ→べんじょこうろぎ カメムシ→わっくさ デンデンムシ→でえろう ナメクジ→はだかでえろう ミミズ→めめんたろう
 
 動物の名前:カモシカ→くろっこ・くろんぼ・あおた・あおしし ジョウビタキ→もんつきばか ツバメ→つばくろ ミソサザイ→みそっちょ ガマガエル→おおひき・おおひきべっとう カエル→べっとう・べっとこしゃー・べっとこしょー 
 
 植物の名前:タラの芽→たらっぺ 春蘭→じんじんばあ 桑の実→どどめ 露草→いんきぐさ
 
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 他にもいろいろあるのだと思う。あちこち出かけていろいろな人に話を聞くと秩父方言名詞辞典のようなものができるかもしれない。言葉は生きており、いつかは消えてしまう。消えないうちに記録に残すことできれば面白そうだ。
 
 
 
 

2017年4月 6日 (木)

絵を届ける

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 4月6日、吉田の出浦清平さん(92歳)に「囲炉裏」の絵を届けに行った。
 国道299号でいつも秩父に行くのだが、今の季節はヤマザクラ、ソメイヨシノ、レンギョウ、ハナモモなどの花々が目を楽しませてくれる。
 桜はまだ三分咲きという感じだが、暖かく霞んだ山々は春を待ち焦がれている風情だった。奥山の頂きや武甲山の山頂付近は雪が積もっているので、何だか秩父じゃないみたいな景色でもあった。
 
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 清平さんは約束に時間に待っていてくれて、絵を渡すととても喜んでくれた。嫁のひろ子さんが明るく対応してくれ、楽しい時間を過ごした。朝早く山の畑で椎茸の収穫をしてきたとのことで、お土産に立派な椎茸と産みたての卵を頂いた。こうして喜んでもらえることが次のモチベーションになる。ありがたい事だ。
 
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 荒川の若林さんに本を届ける。7冊の注文を頂いていたので、友人の清水さん分も合わせて一緒に届けた。若林さんの家は「若美屋」というお店をやっている。ちょうど昼時だったので日替わりランチを注文した。今日のランチは「桜うどん定食」。きれいなピンク色のうどんがメインの定食だった。近くには有名な青雲寺のしだれ桜が見頃になる時期だ。季節に合わせたレンチメニューは味も良く600円という安さで大満足。
 清水さんとは一時間くらい話し込んだ。久しぶりだったので話は尽きなかった。
 
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 帰り道に立ち寄った羊山公園の桜はまだ二分咲き。それでも多勢の人々が花見に来ていた。秩父の春は始まったばかりだ。
 一日FITに乗っていてだいぶ慣れてきたが、まだ体の一部という訳にはいかない。早く新しい車に慣れないといけない。がんばろう。
 
 
 
 

2017年4月 5日 (水)

囲炉裏をアップ

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 ホームページの山里の記憶コーナーに「囲炉裏」をアップした。
 囲炉裏の取材はずいぶん前から探していて、ほぼ諦めていたところだった。囲炉裏があっても観光用だったり、別荘のしつらえだったり、炭しか使えないものだったりした。
 囲炉裏は薪を燃やすもので、炭しか使えないものは囲炉裏もどきでしかない。実際にそこで鉄瓶で湯を沸かしたり、鍋でうどんを作ったり出来るものでなければならない。消防法の関係もあり、人が住んでいる家では使うことは難しい。
 そんな囲炉裏だが、今回奇跡的に「山の家にあるよ…」という事で取材が出来た。
 
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 取材した出浦清平さんは92歳という高齢だが、今でも畑仕事をしているという元気な方だった。昔話は東京で過ごした子供時代の話から、戦後苦労した畑仕事の事など多岐にわたった。山の家からは正面に武甲山や吉田の市街地が見下ろせた。県道から三キロほど入った山の中にこれほど広い畑があるとは思わなかった。
 林道が出来たのは三年前のこと。清平さんは毎日この山の畑まで山道を登って通っていた。山道を長い竹を束にして背負い降ろした話はすごかった。一日に五回も山の畑と下を往復したという。本当に大変な仕事だったと思う。
 
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 ランプも現役だったのに驚かされた。発電機はあるが、山の家に泊まるときはランプを使っているとのこと。こういう形で昔の暮らしが残っていることが嬉しかった。
 山の家の敷地に「秩父事件」の看板が建っていた。ここが秩父事件発祥の地ということで、これまた驚かされた。近くに「ばくち岩」という場所があり、そこで関係者が密会していたということだった。清平さんも息子さんも行った事がないという。もう道も荒れてしまって、ないという話だった。
 
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 山の畑は今、息子の定市さんが引き継いでいる。猪や鹿の被害と向き合いながら山の畑で農業を続けており、粟野山の歴史はまだまだ続いている。
 
 
 
 

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