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2017年3月 9日 (木)

いざ高野山へ

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 みなべ町から龍神温泉を経て高野山まで走る。
 みなべ町は梅の里。いたるところに梅林がある。驚いた事には険しい山の頂上付近まで開墾して梅の木が植えてあること。秩父で至るところに杉林があるのに似ている。なぜそんな所にまで梅の木を植えるのか、ちょっと驚く景色だった。
 
 龍神温泉まで約50キロ。川沿いの単調な道を淡々と走る。川は鮎が釣れるらしく、あちこちにおとり鮎の看板が出ている。釣趣を誘うきれいな川だった。
 龍神温泉の元湯に入る。700円で日本三大美肌の湯を楽しんだ。弱アルカリのツルツルした泉質で肌がきれいになるのもわかる気がした。今回初めて知ったこと。日本三大美人の湯は龍神温泉と島根の湯の川温泉と群馬の川中温泉だという事。知らなかった……
 
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 龍神温泉から高野・龍神スカイラインに入る。入り口にチェーン規制の看板が出ていたので少しためらったが「まあツルツルだけどスタッドレスだし…」自分に言い訳をして走る。しかし、この先が凄かった。高度を増すにしたがって道路脇の雪が増え、そのうち路面まで真っ白な雪世界になってしまった。ツルツルのタイヤで走るのは危険この上ない事だが、戻る事も出来ないのでそのまま慎重に走る。レガシィもよく走ってくれた。こんなタイヤで雪道を走ることになるなんて考えてもいなかった。怖かった……。
 
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 何とか雪道をやり過ごし、山を下ったところにいきなり高野町が現れた。お堂や伽藍・宿坊が軒を連ねる町だ。金剛峯寺の前の駐車場に車を止めてひと息つく。外は雪が舞っていて、車載の温度計は1度になっている。風もあって雪が横なぐりに降っている。
 あこがれの高野山。目の前に金剛峯寺が建っている。ひと休みして厚着をしてから参拝に向かう。お寺さんの参拝はとにかく寒い。雪が降る日などはもう目も当てられない。暖かい部屋でお茶のサービスを頂いた時は生き返る心地がした。
 
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 金剛峯寺から壇上伽藍へと向かう。根本大塔の本尊・大日如来像の前で言葉を失う。正座したまま動けない。障子の外から差す光の強弱で表情が変わる。1200年前にこの像を造る技術と情熱の根本は何なのか……密教という宗教の力をまざまざと見せつけられた。また、壇上伽藍には様々なお堂が併設されていて見て回るのが楽しかった。
 大門を見てその大きさに驚き、女人堂を見て女人禁制の高野山を感じ、町そのものが聖地なのだと知る。その中に郵便局があり、幼稚園があり、喫茶店があり、スナックがある。懐の深い宗教なのだと実感した。
 
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 今日は宿坊に泊まる、それも天然温泉付きの宿坊福智院だ。迎えてくれたお坊さんの話も楽しく、これから予定を聞く。温泉、夕食、写経、就寝、朝6時からのの勤行、朝食、チェックアウトは9時とのこと。宿坊に泊まるのは初めてなので楽しみだ。本日の利用者のうち三分の二が外国の方だとのこと。高野山は世界中から人が集まる場所のようだ。
 
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