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2017年3月 7日 (火)

那智勝浦まで

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 昨夜は湯の峰温泉に泊まった。世界遺産の「つぼ湯」は団体さんが交代で使っていて入れなかったが、宿の温泉がとても良かったので大満足。夕飯は本宮大社門前で買ってきた「さんま寿司」と「おまぜ」で済ませた。どちらも旨かった。
 
 今朝はまず大斉原(おおゆのはら)で身を清めた。明治22年までここに本宮大社があった場所で、日本一の鳥居に守られた神域だ。ここの空気はすごい。何かに見つめられている気配が凄かった。自然と背筋が真っ直ぐになる。人がいなかったのでゆっくりと空気を味わった。
 
 次に向かったのは那智駅。駅前に世界遺産情報センターがあり、ここで那智全般の勉強をする。昔は京都から16日掛けて那智までたどり着いた事を知る。火祭りのビデオなどで那智を学習し、近くの補陀洛山寺に向かう。境内の大楠で写真を撮り、お寺さんの中を見させてもらう。係の人の丁寧な解説に、平安時代から続いている由緒あるお寺だという事をつい忘れてしまう。補陀洛渡海の船が展示されており、信仰のリアルさを感じた。熊野という土地ならではの信仰なのだろう。
 
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 熊野那智大社に向かう。昨日の疲労が足に残っていたので大門坂を歩くのはやめて表参道から参拝する。それでも473段の階段は足にくる。那智大社に着いて後方を振り返ると巨大な山塊が目の前にそびえる。なんという高さに作られた社殿なのか。強風が吹き上げ、五色の旗と日の丸が真上に吹き上げられている。
 参拝を済ませ巨大な楠の胎内くぐりを行う。健康長寿に御利益があるそうだ。楠の胎内くぐりとは驚いた。続いて那智山青岸渡寺に参拝する。ここの造形と内部の精緻さに圧倒された。中に入ってしばらく動けなかった。強く強く胸に迫ってくるものがあった。あれは一体なんだったんだろうか……。
 
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 那智の滝までの下り坂が長かったこと。ツルツルに踏みならされた巨石の石段がここを訪れる人の多さを教えてくれる。老若男女が、善名善女が杖を片手にふうふう言いながら石段をわたる。平安時代から続いている滝への道。下りきって見上げる岩壁に完璧な姿を見せる那智の滝があった。神の姿と言われる滝はどう賞賛しても言葉足らずになりそうだ。じっと見上げて言葉をなくす。
 
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 車に戻ったのが2時。今日の宿を那智勝浦に決め、まだ時間があるので昼食と夕飯を兼ねた食事に串本へ向かう。秋山さんから紹介してもらった萬口が明日は休みのため、今日行くことにした。勝浦から串本まで往復60キロ、鰹茶漬けを食べるために走る。
 三時半に到着して店に入り、鰹茶漬けをいただく。噂通りの美味に大満足。店内にはたくさんの色紙が飾ってあってびっくり。旨い店はみんな知っているということだ。
 
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